まずは素焼き  それから・・









 

 

  アシスタントが綴る 6月  

 


ウィークエンドギャラリーがオープンして、一ヶ月が経っています。
遠方からお出かけ下さった 交流のある皆さま。
近所で レストランを営む方のご紹介で はじめてあうりんこ星を訪れる方々。
ふらっと通りがかりに 立ち寄っていかれた方。
まだまだ慣れず 右往左往していますが、いらして頂けることに 感謝しています。

ギャラリーには 庭や母屋を通り抜けて行くようになるので、あちこちに小さな
矢印を示しています。
はじめていらした方には、少し緊張感があるかも知れません。
ご案内が必要かと思い、そして楽しんで頂きたいという 余計なおせっかいから、
初週は なんだかはりきって変な接客をしてしまいました。
自分自身も大仰な接客をされることが苦手なくせに、あっちもありますよー こっちも
見れますよー と 加藤さんに注意されるまで、我を忘れてアピールしていました。
落ち着いてご覧頂けなかったのでは・・・   反省しています。

私がはじめてここを訪ねたとき、自分の呼吸が意識できるほど 静かな空間で、
植物や焼き物を ゆっくり見せて頂いたことが、強く印象に残っています。
時間の感覚は もう残っていませんが、かなり長居をしたような・・・
そんな空気を保つことだけを考えればよかったのでした。

誰もいらっしゃらない日もありますが、掃除をして、空間を整え、人を迎える体勢を
3日間保つことで、仕事の仕方にも かなり変化が出てきました。
流れに乗ろうと必死な自分を発見して、とても新鮮な気持ちになったりしています。


 2019年 5月24日  記す  山田 ナオコ

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