2011年12月         

   ビナンカズラ   珍しく 実が成りました。

 


       風知草   最後の光

 


リンドウ&チガヤ 他   
    クシュクシュのラインがステキ

 

朝食を食べながら 窓越しから 外をながめる。
そうして いつもながら 今日はどんな一日になるのだろう・・・
そんな事を思う。

朝つゆで 棚がぬれている。
昨日まで 真っ赤に紅葉していた百日紅やコデマリの葉が
棚上に落ちている。
咲きつづけたリンドウの花も ひらかない。
末枯れた野草が あちこちに見える。
色彩にあふれた秋の庭が fade out して行く中で
葉を落とした枝先に 小さな実をぶら下げたニシキギや
ウメモドキや西洋カマツカの赤い実が 露を含んで 
キラキラしている。
それから 棚の奥では 夏から休眠していたギョリュウバイの
濃いピンクの花がちらほら咲き出す。
これからはじまるものもあるのだ。

春の目ざめに胸ときめかせたことが つい先程のようにも
思われるが 冬は そこまで来ている。

      さて 今年の冬は 何をして過ごそう。

          
             2011年 11月14日 記す  加藤 文子


           

             ステンドグラスのようですネ。

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