2016年7月         


さいたま市 温々 搬入の日



会場風景  温々にて



BOXの中  温々にて



網戸から動かない


 

初夏の展覧会を前に ご覧いただくもののことを 考える。
美しいもの や こと は 沢山あるけれど 
植物も 美しくてかけがえのない命である。
展覧会に訪れて下さる方々に その生命の輝きのようなもの・・・
キレイネェ・・・って お伝えできることを願って 候補を決めて行く。
会期中は 屋内で過ごすことになるので 少々ダメージをうけても
回復する力を保持する植物でないと つとまらない。
植物が 元気な姿で 会場にいてくれることが 何より大切だ。

空気の流れは どうだろう
窓から 外気が入ってくるのか 否か
光の加減は・・・
空調は きついか ゆるやか か・・・
夜間は 外に出してもらえるのか どうか
空間のひろさ 人の流れ
棚の高さ 奥行き・・・
目線は どこからそそがれるのか など・・・
いろいろな条件を思い描きながら 絞り込んで行く。
それから 個が集合した時 トータルで空間がどううつるのか
そのバランスも 考えるところだ。

「みんなを代表して 会期中よろしくお願いします」 と 伝えて
ギャラリーに送り出す。


2016年 6月 10日記す      加藤 文子


 




ベニガクアジサイ


 


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