2024年4         

紀久子さんの絵画と・・


動いてきたゾ


芽生え


今日はおしまい

 

ターナーの描く空のような うすぼんやりしたグレーがかった水色の
空の下 遠くまで打ち合わせに向かう車中 フレッド・ハーシュの
ブレス by ブレス を 聴いている。
大きく息をして 静かに息をして 吐いて 吸って・・・  弦や
ピアノと一緒に 心が遠くに拡がる。
聴きながら 運転していたら ある思いがわいた。
予定というもののこと。打ち合わせだったり 展覧会だったり
諸々の用事。
先々の予定を組む 半年先 1ヶ月先のも ある。
スケジュール帳に記しながら その日に向けて 思いが動き出す。
用意するもの 先方と話しておきたいこと 決めごとのためのメモを
箇条書きにしたり・・・
予定が近づいて ついに当日が来て そして過ぎて行く。
少し 怖かったり 少し 愉しみだったり・・・ 必ず その瞬間が来て
終わったあとの気持ちが残る。
くりかえしながら それが今日までの人生になっている。
気づいてみたら 半世紀 いいえ もっと・・・
今さらに 感慨深いものがある。
すべて過ぎ去る という感覚も合わせ持って事にのぞむのなら
行き過ぎの思いも 落ち着いたものになるのでは・・・と。
そんな何でもないことが 去来するのだった。

そう 遠方へでかけたその日のうち合わせも 過去になった。

Weekekd gallery の ゲスト作家 中尾紀久子さんの作品も 展示ができた。
おおらかで 明るい色彩は 空間を幸せにしてくれる。
まもなく 絵と 陶と 植物の 一緒の展示が はじまる。

春の光 届いてるかナー そんなことを思いながら
植物の答えを待っている。

 

2024年3月5日 記す   加藤 文子

 

 

コンニチワ

 

ひとコマ ひとコト  アーカイヴ

 

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