2023年7         

咲いてる 咲いてる

今年もビックリグミ

飛び込みの野草

いつも撮りたくなる


鎌倉周辺に 知り合い 友人が多くなった。
長い間に ポツリポツリと移り住む人がでてきて
今では 都内についで 2番目に多い。
年賀状を書くと なおさら実感する。

先日 東京在住のギャラリストのKさんと 鎌倉から染色家の Iさんが
いらして下さった。
都内の空気 鎌倉の風が 初夏の我が家を新鮮にしてくれた。
離れて暮らす割に お合いできる機会の多いお二人。
ご縁は 距離ではないようだ。
待ち遠しかった楽しい時間は あっという間に過ぎていった。
駅までお見送りしたあとで 昔むかしに 親友の Sちゃんと
鎌倉の明月院のアジサイをたずねたことを思い出した。
アジサイの季節も来ている と・・・。
それから 2日後のこと。
鎌倉文学館近くで コケーシカというSHOPと 写真館を営む友人から
アジサイのブーケが届けられた。
何という タイミングかしら・・・。
小さな装飾花が集合した様子は 可憐で美しい。
さっそく 我家の玄関通路の朱うるしの机に飾った。
うす暗い通路の先から流れる ぼんやりした外光の下でみるコアジサイ。
この場所が似合う。
服飾家のFさん 由比ヶ浜のFちゃん 葉山のSさん
お弟子だったEさんも・・・ まだまだつづく。
彼の地には 言い知れぬ 不思議な引力がありそうだ。
しかも 個性あふれる方々ばかりだ。

大事なことを思い出した瞬間があっても 見かけてこれは やらなければと
心に兆しても・・・見事に忘れる。
困ったものだ。
メモ メモ・・・ とにかく書いて 書いて 書き留めるしかない。

庭の片隅でレースがおり重ねられたような花びらの 八重のドクダミが
雨に濡れて 白く光っている。
アシスタントのYさんは 植物のエネルギーに圧倒されながらも
庭仕事に精を出す。

2023年6月11日 記す 加藤 文子

  



こんなに可愛い

 
 


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