冬にむかって 外の盆栽を温室に取り込んで行く。
沢山の盆栽を 一所に取り込むには
できるだけコンパクトにする必要がある。
地上部を枯らして冬眠する野草は
枯れた部分を刈り込んで 棚下へしまえるようにする。
また 落葉した樹木も 伸びすぎた枝を剪定する。
そんな作業の中 刈り込んで捨ててしまうのが
もったいないようなものに 沢山出会う。
紫色を帯びた風知草や ワイルドオーツの花穂、
アジサイやノリウツギの装飾花、バラや野ブドウの実等・・・
きりがない。
最終に至って たどり着いたもののカタチや色
どうしてこんなに美しいのか
コレクションしたいものが いっぱいだ。
見とれてしまって 手が止まりそうになる。
2009年 11月13日に記す 加藤 文子
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