2026年11月         

ミシマサイコと花石菖

モミジ


ギャラリー2階の窓から


復活したステレオ

湯につかりながら ひざ小僧を見ている。
1日を終えて 湯に体をあずけている このひと時が
何とも言えず心地良い。
両ひざ頭の少し下のところが かっ色になっている。足の甲も同様に
丸く変色した部分がある。座りだこ と言うものなのだろう。
いつからこんなふうだったのか 思い出せないが つき合いは長そうだ。
原稿や手紙 読書 絵を描くのも 四畳半の和室を使ってきた。
以前住んでいた さいたま市の貸し屋も すべて畳の部屋だった。
折りたたみのお膳を配して 食事や団欒のひと時を過ごした。
子供の頃から 畳に慣れ親しんできた。
私は 正座が落ち着くようだ。
和室という空間そのものとの 相性が良いようだ。
心がまとまり 思いが自然にめぐる。
湯に浸かりながら・・・そんなとりとめない事柄が 頭に浮かぶのだった。

10月に入り 北風が連日吹くようになった。
朝はおだやかでも 昼頃から吹きはじめる。
温室の窓も 風の強弱に応じて 開け閉めする。
周囲の木立から 木の葉が舞い落ちるようになったので
落ち葉はきも再開。
ストーブ 湯たんぽの準備 家の通気口を塞ぐ 等 冬支度がはじまった。
季節はずれ 秋になって咲き出した百日紅の紅花と リンドウの紫の花を
同じ時季 侘びた庭で見るのは はじめてのこと。
異例といえる夏の長雨は 庭の景色にも影響を与えている。

そう・・・このはなしも 和室で書いている。

2026年 10月10日記す 加藤 文子


 

朝日がさし込む

 


ひとコマ ひとコト  アーカイヴ

 

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