2022年5月         

何をうつしているの


キブシの花



夕べに浮かんでいる


光は向こうにいる


暗くなりかけた夕方のひと時 しとしと冷たく降る雨の中
はげ落ちたペンキのブルーが 雨に濡れて青白く光る外壁をバックに
雪柳の小さな白い花が映える。
かすかな風にこたえるように 揺れてみたり 静止してみたりしている。
台所で夕食の支度をしているのだが その光景に気をとられて
手が止まる。
早春の花たち ボケやレンギョウ 雪柳や冬咲エリカなどは
寒さが戻ることも了解しての開花なのか 暖かさに誘われるように
咲き出した後に ミゾレや霜に見舞われても 持ちこたえている。
寒さにめげない先発隊につづくのは ツルニチニチソウのすみれ色や
岩ヤツデの純白 そしてツキヌキニンドウの細長いオレンジ色の花々。
それから それから・・・次々にはじまる。
満開の椿には花の蜜を求めて 小鳥達が忙しく出入りする。
あたりの勢いに押されて 心もじっとしてはいられない。

Weekend gallery ではさいたま市在住の頃から交流のつづく
ふじくら みほさんの展示がはじまった。
倒影機 小さな箱におさめられた球体をのぞいて欲しい。
異界に迷い込んだような感覚を覚える。
夜空を見上げたくなるようなガラス絵のタイトルは「星のおとをきく」
「天体バランス」「出来たての星」 etc・・・
   ネ・・・ ステキでしょ。
静かなよろこびと 不思議な体験をさせてもらっている。

2022年 4月9日記す     加藤 文子

  



ギャラリーの雪柳

 

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