2012年9月         

         書帯草&弟切草
           

 

       通り過ぎようとした時

 

 

           小葉性ツタ

 

 

展覧会で 搬入時・搬出時 共に天候に恵まれるというのは
ありがたい事である。
考えてみると今までに 大雨や台風に見舞われて困ったことは一度もない。
特に今回は 盛夏の中での企画。
しかも会場は天気の変わりやすい山中。さらに屋外である。
大風や大雨の中で 植物をデッキにセッティングするのも 
また びしょぬれになった植物を 車に積み込むのも 
どちらも容易ではない。
会期中 支障のない程度の雨は降っても、搬入の時も搬出の時も 
雨は降らない。
しかも 山中に生息するいたずら好きなサル達も なぜか大人しい。
これはある意味 奇跡的なことだし、多いに感謝するべきことだと思う。
企画してくださるギャラリーの方、会場まで足を運んで下さる方々。
会期中 いつも以上に気を配って協力してくれているあうりんこ星の住人。
元気にしている植物達も・・・。
それから 良い塩梅に 天候がおさめてくれること。
目には見えないものも含め、すべてがつながって実現している。

       あたり前では ないのですネ。

 

          2012年8月30日記す     加藤 文子

 

        

         コマツナギ  水やりのあとで
   

 

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