2018年 4月         


白花長寿梅


ヒトツバオモダカにも みどりがさしはじめた


ユキヤナギ



長寿梅の紅とか



 

 

小さな頃から 音楽が好き。
今日も 春の陽気に誘われてうかんでくるメロディーと一緒に
外仕事をしている。
実際にCDをかけなくても ルル ララ 体の中に音楽がある。
父がポータブルプレーヤーで聞いていた コンチネンタルタンゴや
マイフェアレディも好きだったけれど 忘れられない程 衝撃を
受けたのは 小学校に入学して間もない頃 耳にした JAZZだった。
となりに住む従兄のHちゃんが フルボリュームでかけていたのが
あまりにステキだったので お部屋をたずねて レコードを聞かせて
もらった。
ステレオを間近で見るのは この時がはじめてだった。
出窓のある北側の暗い部屋が JAZZの雰囲気と合っていた。
大きなスピーカーを前に 大人になったような気分で すわっていた。
クリスコナーの “バードランドの子守唄” しっとりした ハスキーな
歌声にうっとり。
ルイ・アームストロングの “ルーバップ ルーラー” には ノリノリだった。
すっかり 魅せられてしまった。  イカシテルゥ と 思った。
ラジオのダイヤルを回していて 偶然みつけたFEN放送(当時 進駐軍
放送とも言っていた)も 興味に拍車をかけた。
英語はわからなかったけれど 夢中になった。
JAZZ やロックンロールやブルース・・・私の宝捜しのはじまりだった。
それから半世紀が 過ぎようとしている。
音楽がなければネ。 
人生の欠かすことのできない音楽に出合わせてもらったことは、
幸運に思う。

最近 久々にあったHちゃんも・・ やっぱり JAZZ ですって・・・

2018年3月15日  記す     加藤 文子   





新しい空間。


 



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