毎年 夏から秋にかけて マリーゴールドの黄金色の花が
庭のあちらこちらを明るくしてくれる。
今年の夏は 予想に反して 花もまばらで淋しいと思っていたら
晩秋を迎えた頃から 勢いを増して 次々に花が上がってきた。
11月に入っても 盛んに咲いている。
立ち並ぶ花々の横を通るたびに 大勢の人に見つめられているような
気がしてしまう。
カポックなどの観葉植物を いつでも室内へ取り込めるように
玄関通路わきの棚を片づけて 受け入れの準備をしたものの
いっこうに寒くならず 空いた棚が 間がぬけて見える。
はじめて見るようなキノコも 鉢中や庭に出現している。
これが終わったと思う間に 別のが 現れてくる。
なかなか 終わりにならない。
これも 天候からきているのだろうか。
他の野紺菊より 大幅に遅れて咲き出した野紺菊のうす紫が デッキの
前方を埋めている。 なぜ ここだけ今なのか。
今年は 発色が濃くて 艶やかに見える。
らせん状の葉をひろげたテンジクスゲと一緒に小さな花瓶に生けて
仏様のお花にしている。
11月だというのに 観葉植物はまだ外にいる。末枯れをみせず
にぎわう花もあったり キノコのラッシュも・・・
季節外れの 見慣れない光景をみている。
30年前 さいたま市から那須に引っ越しするのに往復した時は
10月に小雪が舞っていた。
これからは 北の国に住む そんな感慨を抱いたものだ。
ところが・・・近年は・・一体どうなっているのだろう。
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盛んに咲いている |
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