2012年5月         

  マツバタイゲキ  これからがオモシロイ

 

    

     アオキ   早春から実が色づく

 

  ツルニチニチソウ    光をくぐって・・

 

車を運転しながら Kさんが送ってくださった キャロル・キングと
ジェームス・テイラーの最近のジョイントライブを聞いていた。
70年代 私がレコードで聞いていた曲が 収められている。
2人共・・・良い年代を迎えているのだろうか。
ゆるやかで いい感じで うたっている。
キャロル・キングが 猫と一緒に出窓でひざを立てて座っている
レコードジャケット。ジェームス・テイラーのブルーのシャツと
サスペンダー。 忘れない。
そうして 未来を夢見ていた高校生の私の ことも・・・。
昼食代をへずって貯めたお金で レコードを買った。
レコードが買えた日は はやく家で聞きたくて 
バス停でバスを待つ時間も もどかしかった。
帰宅するなり レコードに針を置く。
音がはじまる。 その瞬間 私は息を止める。
貴重なレコード すり切れるまで何度も聞いた。
ジャケットのデザインの存在も大きかった。 
印象に残るものが 多い。
だから あの頃聞いていた音楽に再会すると 
ジャケットも同時に思い出す。
時には ミュージシャンのまなざしまでも・・・。

相変わらず 今日も 音楽は好きで 大切だけれど
CDに変わってからは 何かか薄まってしまったようで
少し 淋しい気がする。
          
                            
             2012年 4月23日記す  加藤 文子

 


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