2022年12月         

弟切草と大文字草


外のテーブル



ギャラリー正面に飾る


ギャラリーで・・・


机上に生けられる花が 少なくなった。
しばらくのあいだ マリーゴールドか野紺菊を変わるがわる生けて
いたのだが・・・裏庭のコナラの大木の下で咲くツワブキを見かけて
生けてみようと思っていた。
一輪挿しの野紺菊が萎みかけてきたので ツワブキをとりに行ったら 
すでに飾れる状態ではなくなっていた。
ヤマブキ色の花を楽しみにしていたので 少しがっかり・・・。
結局 ギャラリー周辺で元気に咲く マリーゴールドを生けたのだった。

盆栽を 温室へ取り込む作業も ひと段落した。
いつもながらの光景 外棚はからっぽで 庭は閑散とし
温室の中は 満員。

ベゴニア カポックやへデラなど 寒さに弱い観葉植物は
夜間 室内で保護するようになった。
朝 暖かくなるのを待って 温室のベンチで日光浴をさせる。
夕方 再び 室内へしまう。
春が訪れるまで 室内の景色が変わる。

4月からスタートさせた Weekend gallery 今年は鎌倉在住の
藤倉美穂さんの ガラス絵や のぞき込むと周囲の景色が不思議に見える
立体倒影機などを 展示させていただいた。

時間とは何ぞや 制約のある世界から ポーンと解放されたような
果てしない世界に 連れて行ってもらった。
藤倉さんとは さいたま市在住の頃からのおつき合い。
ずっと 互いを見てきたハズ。
今回 幸運なことに まぢかで作品を拝見させていただくことができた。
何度も 何度もみていて・・・ よりひろく 深く 作品の細部に
宿る 何か? 意識? に出会えたような気がする。
8ヶ月の滞在・・・余韻は消えそうにない。

 

ありがとうございました。
来年も 楽しいこと 考えてみたいと思います。



2022年11月末日     加藤 文子

  



温室は・・・

 

 



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