オウバイやミモザの花が咲いて 花の黄色が あたりを明るくして
春をリアルに感じさせる。
3月に入っても 陽気が安定しないので 冬の間 防寒のため残して
おいた 野草の古葉の整理を遅らせていたが 暖かな日が訪れると
気分は何かしたくなる。
寒のもどりもあるので 慎重に考えなければならないのだが
迷う間に 新芽も伸びてくる。
古葉を取りのぞくのと一緒に 新芽を痛めてしまうこともあるので
早すぎることなく 遅すぎることもなく・・・
タイミングが肝心という訳である。
手始めに コタヌキランの古葉に鋏を入れたら ミセバヤの初々しい
バラの花のようなカタチの新芽に出合った。
やっぱり・・・ これ以上 遅らせることはできない と 思った。
古葉を取りのぞくと みどりをたたえた苔や 出番を待つ
小さな小さな芽があらわれる。
まばゆいばかりに 光かがやくみどり達・・・
今年はどんな表情 風景を みせてくれるのだろう。
キラキラしたみどりを見ていたら 慎重にという思いは 消えていた。
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はじまる
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