益子 NOIE での3人展
長いこと かすかに かすかに・・・心に抱いてきた展である。
中村 学さんの作品に出合ったのは
東京 大山の フレームワークギャラリーである。
20年程前のこと。
フィルムにのこされた かつての人々の営みや ことば、
ドライの植物などが 風化した景色を見るように
それぞれの箱の中に 収められていた。
遠くのものや 目に見えないものを想う・・・作品。
作品が気になって 3度も会場を訪れたことを 覚えている。
さいたま市にいた頃とはいえ 同じ展覧会に何度も
でかけてしまうなんてことは 他に思い出せない。
むりに追いかけてきた訳ではないけれど
沢山 お会いする機会を頂いた。
きっと いつの間にか 少しずつ 静かに・・・
3人で 何かする方向へ むかっていたのかも知れない。
そうして ついに ご一緒する日が 実現する。
あの日の出合いが 今日という日になった。
中村 学氏 制作
ガラスに収められた それぞれのかつて・・
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