2019年9月         


アーチの光が走る


岩瀬 陽一氏のモノクローム



母の誕生日に ずっといた蝶



ガラス越しに・・


 

Weekend galleryの芳名台で 写真家 岩瀬 陽一さんが 1980年代に
奏デル盆栽を モノクロで撮影した 作品のポストカードを紹介している。
ポストカードに仕上げて下さったのは デザイナーの故・高木 和雄さん。
渋い グリーンで文字をあしらい 字体も 構成もシャレている。

氷の張る 雪景色の山中湖で ヤマコウバシを撮った。
千葉・館山の海岸まで ヤマモミジと一緒に出掛けた。
当日 台風が接近 空はあやしげ 波も強くなったり 止んだり・・・。
あの夏の情景が 思い出される。

食パンと長寿梅のひとコマは みんなで食べるつもりで買った
サンジェルマンの食パン。「そうだ 食べる前に 一緒に撮りたい」
思いつきから生まれたシーンが 一枚の写真になった。
この時は 岩瀬さんと私、仲良しだった写真家の 大塚 勉さんも
立ち合っていた。撮影後 おなかが空いて 三人でパンをちぎって食べた。
一枚一枚に 物語りがある。
遠い日のことだけれど 貴重で すばらしい作品を のこしてくれた。
盆栽も たくさん旅をした。

庭の手入れの合い間に ドライオブジェ用にと アシスタントのYさん
I
君 穂の出たワイルドオーツや 剪定したアジサイを採取してくれている。
ドライオブジェも 少しづつ  つくりはじめている。

 


2019年 8月 9日 記す     加藤 文子   

 

 




温室


 


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