春の展覧会 初夏の展覧会が 無事終了し、
ひと息入れて、あらたな気持ちで仕事に向かいたいと思った。
夏をはさんで 秋の展覧会まで しばしの間がある。
次に進むにあたって 気分の切り替えも 大切に思われる。
朝 思いたって 那須湯元の温泉神社へ上がった。
シイやリョウブ、コナラなどの大木がそびえ立つ 鎮守の森を分つように、
石の長い階段が 上方の本殿へ続く。
風がちがう。 空気がちがう。
たとえようのない 暖かくも 冷たくもない空気。
階段を上がるうちに、行き違った思いや 重たくなった感情、
日常抱いていた諸々が あたりの空気に 吸い込まれていくような
感じがする。
鳥居をくぐり 清水で 手や口・・顔も清めて、拝殿。
下界から上がり 再び 日常にかえる。
一時間に満たない時間だ。
体内の老廃物が 取り払われたような気分。
気が満ちてくる。
また思いたったら でかけてみよう。
そういえば 上の方で吹いていた風と同様の風が
帰宅した頃から吹きはじめた。
清々として 夏には めずらしい風だった。
夏・・
後方に 中村 学 氏の作品が・・・ |
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