2015年3月         


春を待つ植物たち



ボトルが勢ぞろい


ペイントした小さな箱



シュロの葉に 光が集まる

 

一月は 出会う人 と 出あうたびに “おめでとう”を交わします。
2月に入ると間もなく 3日連続で 長年の友人 Sちゃん もうひとりのSちゃん そして私のお誕生日が並ぶので、毎日“おめでとう”を交換する
ことになるのです。
かわりばんこに“おめでとう”を言ったり 言われたり・・・これも愉快でなかなか良いものだと思います。
少し遅れて 夫のお誕生日も加わり・・・1月2月は“おめでとう”で
にぎわいます。
今年も 光に満ちた一年を 願いました。
そんなこのごろ 粉雪の舞う中 水やりの途中で 春のけはいを
見つけました。
ヤシャゼンマイの大きな根洗いに いつの間にか仲間入りした雪割草の
ピンクの花が一輪 叢から姿をのぞかせています。
温室の棚下では シダと一緒に群生する原種のシクラメンの紅色の
小さな蕾も 凛とした姿で 立ち上がっています。
風知草のアズキ色の新芽も ひとまわり大きくなって・・・。
霜やけして 褐色を帯びた常緑の木や シダの葉も
ゆっくりミドリを取りもどすことでしょう。

植物達の春からの変身・・・今年のあらたな姿
出合いに 思いはふくらみます。

そろそろ 残しておいた野草の古い茎を取り除いて
春を迎える準備にとりかかりましょう。 


2015年 2月15日 記す     加藤 文子


 



少し暖かい雨がふった

 

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