冬はもちろん 夏場でも必ず入浴する。
シャワーで済ませる ということがない。
一日を終えて 仕事はおしまい そう決めたあとに 入浴する。
入浴は 心身 共に休息させる 一日の区切りのようなもの。
ふうーっ て 大きく息を吐きながら 湯に体を沈めていく。
両足をなげ出して 浴槽に体をあずける。
左手にくらべ ジョーロを持つ右手は 断然 黒い。
浴槽のふちに 両ひじをもたせかけて 両の手をみている。
ゆっくり呼吸している。 何も考えない。
考えてはいないところで ある思いが ふいに湧いてくることもある。
意図してないところに 浮かび上がる何かが けっこう大切だったり
新鮮だったりする。
炎天下の水やりで 大量の汗をかき ベタついた体をさっぱりさせて
床につく。
湯につかる。 至福のひと時だ。
もうすぐ 小沼の盆栽鉢が いろいろでき上がる。
秋の植え替えが楽しみだ。
そうめんの木箱を利用して スケッチの額装を 少しずつ 仕上げている。
下地をぬったり アクリルで カバーしたり アシスタントの
Yさんの
制作協力は欠かせない。
那須に移住した頃に植えた大王松や 西洋カシワなど それぞれが
大きく成長している。
手に負えなくなりそうなこの頃を I 君の奮闘で 整えてもらっている。
日々 たくさん 助けられている。
うら庭で 母の好きだったユーパトリウムが咲き出した。
一番はじめに咲いた花を摘んで 母の写真の横に飾った。
そういえば 今日は母のたん生日だ。
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黒ギボウシと風知草
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