連日 マイナスをさすような寒さが続くなか 朝から小鳥たちが
あしげく庭をおとずれる。
ヒュンヒュン飛び交う姿は 閑散とした庭のアクセントになっている。
お目当ては 駐車場わきの西洋カマツカの実。
たわわに実っていたのに いつの間にか半分ほどになった。
朝 カーテンを開けた時 通りに面した所に立つユズリハの大木を見る。
葉の硬直具合で寒さの度合いがわかる。
極寒の時は 常緑の葉を黒っぽく変色させて 雨傘をつぼめたようにして
硬直している。
寒さを堪えている様子が リアルに伝わってくる。
それ程深刻では無い日は 下向きにした葉も ふぁっと柔らかくみえる。
寒さが緩むと 何でもなかったように 黒ずんだ葉も元の深みどりに
復活する。
その生命力・・・ 底力もすごいと思う。
それにしても今年は 寒さが厳しい。マイナス10℃がめずらしくない
のだから・・・
温室で水やりしていて目につくのは よじれた葉を立ち上がらせている
カタヒバの面々。よほど応えたのか 寒さが緩んでも 気を付けの姿勢は
変わらない。こんな光景・・・みたことがあっただろうか。
今日は立春 耳にはうれしい響きだけれど 毎年 今頃が寒さのピークだ。
4月のギャラリーマミカのグループ展に向けて 小さな植物画を
リメイクしている。
昨年仕上げたそれぞれを見ているうちに 手直ししたくなった。
完成と思ったはずが 何か足りない気がするのだ。
見直しする良い機会をいただいている。
もう少し・・もう少し・・・と 心に刻みながら・・
音楽の底にある意識に誘われて
心の泉にキラキラするものが注がれることに 歓喜を覚えながら
室内仕事をしている。
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カポックを記念撮影 |
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