2014年10月         



百日紅と ユーパトリウムのみち

 



風知草 クロギボウシ 赤花沢ギキョウ

 

 

 

展覧会搬入の朝 いつもよりはやく目が覚める。
朝食をすませ 最後の荷物を 車につみ込む。
水筒も・・・長距離の運転がうまく行くよう CDも用意。
音楽も大切。
アシスタントのYさんにあてた 留守の間のメモ書きも  終了。
台風が遠くを通過するというので 大事をとって 大王松など
背の高いものや 心配な盆栽を 避難させる。
棚上にちらかる虫のフンも見逃せない。
葉裏に留まる虫の駆除も行う。

ウメモドキの実は赤くなり ハゼは紅葉・・・。
リンドウのつぼみは いよいよ本番とばかりに いっそう存在感を
増している。
盆上の木や草は 周囲の木立よりも 一足早い秋を呈している。

盆栽の水やりには 少しはやく・・
他にやれることはないかしら・・・。
室内を片づけたり・・ いろいろしても 出発まで時間がある。
すわって落ちつく気にもなれず・・・
オカシナひと時だ。

2014年 9月8日 記す     加藤 文子

   



       秋色が

窓わくのなかの風景



ウメモドキと西洋カマツカ  

 

 

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