半月ほど続いた植物の取り込み作業も 終了した。
外に残るのは 大きな鉢のリョーブや 特大の風知草など・・・
あとは温室内へ集合させた。
空になった外の棚のよごれも タワシをかけて キレイにした。
これで ひと通り 冬を迎える準備は整った。
冬の間の水やりは 温室の中をウロウロするだけ
行動範囲もせばまった。
今日は どんよりしたグレーの空 風もなく静かで
ジョーロを持って水の乾きを確かめても ほとんど乾いていない。
水の心配もなさそうなので たまにはゆっくり温室の中を
歩いてみようと思った 。
紅葉の美しかった山モミジも ハラハラと葉が落ちた。
クレナイ色が枝先から消えて あたりはひっそりとしてしまった。
秋の名残りをとどめているのは 黄葉したビックリグミやアジサイ
それから コバノズイナや雪柳の紅葉。
茎や葉を 紫に染めて咲いているリンドウは別格だ。
紅ウツギは 枯れかかった葉がクシャクシャになったまま
新芽のまわりにはりついている。
半月たってもこの状態で 落ちそうで落ちない。
めったに花を咲かせてくれない 紅ウツギ 来年はどうかしら・・・。
ビワの花が群咲いて 蜂を集めている。ブンブンいっている。
棚下のすみ 誰も見つけないような所で 鉢から種がこぼれて
自生をはじめた岩ガラクサの小さな赤紫の花をみつけた。
ここだけ 春のような景色だ。
春には どんな出合いがあるのだろう。
楽しみにしよう。
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今年は よく見える所に置いた |
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