2021年4月         

便りが届く


こちらも



野生化したベゴニアの原種



ようやく赤くなる


少しずつ春を迎える準備が 整ってきた。
下草の防寒のために 庭のすみや棚下に残しておいた落ち葉を除いたり
しまっておいた デッキ脇の盆栽用の縁台も いつでも使えるように
設置した。
数年のあいだ 心配しつつも着手できなかった壊れた塀も
数日かけて新しくした。
こちらは 小沼 アシスタントの Yさん I くんの奮闘によるもの。
ポストをのぞきに行ったら 門扉の近くのアセビのピンクが
目にとび込んできた。
鹿子のような粒が 丸くふくらんで 一斉に開花。
花の集合が 辺りを明るくしている。
長らく盆栽として育てていたのだが 調子をくずしたので 20年程前に
庭に移植した。
居心地が良いのか 当時の心配は 一体どこに行ったのだろうと
思えるくらい 活気に満ちている。
アイビーの生え伝う草むらの中から 福寿草の黄色がピカッと光る。

クリスマスローズも 地面から這い出すように 褐色のむらさきの花を
もたげている。

ギャラリーの open まで 半月と少し・・。
こちらの受け入れも入念に行いたい。
あと 何をするのでしたっけ・・・次は・・ その次は・・・。
日が長くなるにつれ 頭も体のバネも はずんできた。
教えてください 植物たちよ。

2021年 3月10日 記す     加藤 文子

  



室内植物

 


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