2013年10月         


実が色づく 



和室のオブジェ

 


ミシマサイコで思い出すのは・・・

 


風知草  ゆっくり秋に・・・

 

遠方から 助っ人がきてくれる。
迎えるために庭を歩き 用事を探す。
途中 歩行を阻むくもの巣をほうきで払いながら
乾いている盆栽には水をやり テクテク考える。
私の今日の仕事も見つかる。

普段行かない庭の端、井戸の方へ足をのばす。
この辺 草を取ろうか。

塀のわきに芽生えたキンカンが こんなに大きくなっているとは・・・。
徒長した枝を剪定してみる。

移住した時 庭に植えた西洋カシワやダンコウバイなども
それぞれ成長して 馴染んでいる。
落ち着いて 庭らしくなったと思う。

そこから主屋へ向けてひろがる風景は
いつも見ている食卓からのながめとは異なる世界。
光と影のトーンもちがう。
通りを歩く人から 我家の庭は こんなふうに見えているのか。
逆もまた 新鮮。

助っ人を迎えるための考えごとが こんな朝の時間になった。
さて 何をしてもらおう・・・。
間もなく 到着する。

2013年9月19日記す     加藤 文子

 

 

 

 


鉄のスタンドの落とす影

          

 

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