2010年2月         

 ベゴニア・クレオパトラ  雪のなかで

 

 

 

 

 

新年は大雪からはじまった。
いつもの年より 寒い日が続いている。
あまりに寒い日は 室内で仕事をする。
何して過ごそう。  
考えが浮かんでくるのに 少し時間がかかることもある。
せっかくの寒さ 同じ時間を過ごすなら いい事をしていたい。
片づけ事、連載の原稿、鉢をつくる 等々・・・・。
新たに思いついたのは 9月の展覧会にむけて 
「お楽しみBOX」をつくってみようという事。  
これも楽しくやれそうな気がする。
何をするか。 頭に浮かんだ事から はじめている。
計画に乗り気になっているアシスタントの山田さんは 
箱づくりに着手。
ペンキをぬり重ねて 試行錯誤している。
私は 水採用の画用紙に クレヨンや水彩鉛筆を
ぬり合わせて描いている。
面白くて 退屈しない。
まもなく箱ができ、小さな絵も描き終わるだろう。
いろいろ詰まって 箱を開けるのが楽しくなるような
BOXがつくれるといい。
9月までに どんな「お楽しみ」が調うのか。
とにかく 冬のうちに できるだけやってみよう。
 
                 
             2010年1月21日記す   加藤 文子

     

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