奏デル盆栽特製 ドクダミエキスたっぷりの木酢液を散布中 |
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アシスタントが綴る 7月
気がつけば もう7月・・・!
暑がりの小沼さんにとっては 過酷な季節の到来ですが、毎日 一心に制作に励んでいます。
開催中の三人展 益子「 NOIE 」でも すてきな新作が並んでいます。
会場の様子はお知らせのページから ご覧いただけますよ。
寒がりの奏デル盆栽組も さすがに汗ばみながらの庭仕事です。
梅雨の時期は 特に水やりに気をつけています。しとしとと降る雨が要注意。植物によっては水分が浸透せず、芯がずっと乾いたままで、少し晴れると水切れでくったりしてしまうものがでてきます。
その反対で いつもじめじめして 土の粒子が崩れ、 鉢中に酸素が入る余地がなくなり、根が弱ってしまう植物も。
どちらも発見が早ければ その場の回復はしますが、以降の生育にどのくらいの影響が残ってしまうのか・・・私はまだ よくわかっていません。
ひとつひとつの乾きを、よく見て 触れて 対応する必要があります。深刻な状況のときは 雨のかからない軒下に取り込んで、常に意識できるようにしておきます。
状態を知ろうとすると、アリが出入りしていたり、葉が込みすぎて蒸れていたり・・・いろんなことが見えてきます。
手を入れることで、のぞくことのできない鉢の中を わずかでも感じることができたりします。
そうした 毎日を積み重ねて、奏デル盆栽たちは今 美しい姿を見せてくれています。
今日したことは、10年 20年先の植物の姿になっていく・・・。
だから、なるべくベストの水やりを 手入れをしたいと想うのです。
チリメンカズラにヒトツバが飛び込んで・・・面白い! |
2013年6月25日 山田 ナオコ |