宙に浮かぶ 力学的な作品









 

 

  アシスタントが綴る 2月  

 

毎日のように 雪がちらつき、凍える日々が続いています。庭一面を盛りあげる霜柱を踏みしめながら、その感触と音を聞くのが ちょっとした楽しみになっています。
日が長くなりましたが 寒さはこれから。
恒例になりつつあるカレンダー作りをして 春を待ちます。

ありがたいことに 毎年楽しみにして下さる方々がいてくださり、今年もあうりんこカレンダー制作の機会を頂くことができました。お陰様で もっといいものをつくりたいという思いを保ちながら、寒い季節を楽しむことができています。

これまでは 写真やイラストの構成に力の多くを注いで、ひと月を気持ちよく彩ることができるものを と制作してきましたが、今年は暦の部分もしっかり見せ、よりカレンダーらしいものにしようと視点を定めました。

幸い 暦をしっかり見せるレイアウトにしても、あうりんこ星の画像やイラストは負けることがなく、むしろ力強さをましたようです。また 4年の経験で、小沼さんと加藤さんの画像構成のスピードも精度も上がって、制作過程が一段と面白いものになってきました。
自分としては またひと味ちがった、小さいながら パワーのあるカレンダーになりそうな気がしています。

現在は 印刷工程に入り、あとは表紙を考えるのみ というところまできました。
2月後半に入れば、温室での室出しの準備が少しずつ始まります。
じっくり向き合う余裕のある 今のうちに作業を進めなくては・・・。

展覧会場などで見かけた際には、ご覧いただければ幸いです。



 

ちょっとだけ・・・


2015年1月24日  山田 ナオコ