もう少しで 鳥に食べられる?









 

 

  アシスタントが綴る 1月  

 

あけまして おめでとうございます。
「あうりんこnoこ」は 10才になります。
毎月こつこつと綴ったページは、いつの間にか予想をこえた量になりました。
カメラをかまえたり 文章を書くことで、仕事に追われながら過ぎる時間を少しゆるやかに眺められ、呼吸が整うような機会をもらえているなあと感じています。

日の出が6時すぎと遅くなり、目覚ましをかけない私は、寝坊が続いています。
午後3時をまわると、早くも夕方のような空模様。
今年は冷え込むのも早く、日中でも温室はなかなかの寒さ。
南側の窓以外は 閉めておく時間が多くなりました。
そんな温室に 今年も鳥が実を食べにきました。
なんだかちょっと大きい・・・。
初めて見る鳥なので、調べてみたら、外来種の画眉鳥というらしい。
目の構造のためか、入るのはたやすい感じなのに 出るのが難しいらしく、ドカンドカンとかなりのスピードでガラスにぶつかり、温室の中を飛び回っています。外へ出られるよう、近くの窓を大きく開けたりしてみるのですが、かえって怖がらせているようなので、あまり構わないようにしています。
近くの林にはまだ実のある木もあるし、牛小屋もあるので、エサはいろいろあると
思うのです。なぜだろう?鳥たちの縄張りの一部と思われている?
なんにせよ ここで食事をするならば、体も鉢もこわさないでいてほしいものです。

空気が澄んで 那須岳が近くに見えます。
雪をかぶった山肌に 雲の影がくっきりと映ります。
景色は 次第に彩りをなくし、少し淋しくなってきましたが、お客様が訪ねてこられる
ことが多くなりました。いろいろな方々のお話や笑い声で、あうりんこ星の冬は
暖かです。

今年もよろしくお願いいたします。


 2018年元旦  記す  山田 ナオコ

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