古代植物


 

 

  アシスタントが綴る 12月  

 

庭の突端で、サザンカが 華やかに濃いピンクの花を咲かせています。
まわりの雑木に埋もれて ひっそり佇んでいましたが、落葉が進み、一番いい時に
よく見えるようになりました。今年はやけに花をたくさんつけています。

コナラの林も葉を一気に落とし始め、庭はきが忙しくなってきました。
落ち葉焚きが好きなので 毎朝楽しみに出てくるのですが、ここ最近は、小沼さんが
早朝 庭はきを済ませて下さっているため、なかなか焚き火を眺める機会がありません。ありがたいことなのですが・・・。

奏デル盆栽に務めて間もない頃、晩秋のリンドウの美しさにホレボレし、我が家にも!
と 種を頂いたのは、10年以上前のこと。いくつもの鉢に、これでもかと種をふりかけて 発芽を心待ちにしていましたが、ひとつも姿を見せてくれませんでした 。
数年後、2・3鉢に小さな芽吹きを発見し 喜びますが、花を付ける気配は全くなく、
歳月は過ぎ・・・。ようやく花芽をつけたのは、一昨年でしたが、咲かずに枯れてゆく
こと2年。
ようやく今年、山田家でもリンドウが開花しました!
径が15㎝足らずの鉢の中で、小さめの3輪が揺れています。発光するような青紫も若干薄い感じですが、よくぞ咲いてくれました。
あまりに嬉しいので、ここに記してしまいました。

今年もあうりんこnoこ をご覧いただき、ありがとうございました。
2022年がよい年となりますように。

 

2021年 11月23日 記す  山田ナオコ

 

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