こんな様子の鉢がある


 

 

  アシスタントが綴る5月  

 

硬そうな外皮を突きやぶって、木々がいっせいに新芽を吹きだしました。
空気がさまざまな淡い色合いに染められたような、春の景色です。
モミジやトチノキの 小さな芽の中で折りたたまれた葉が、驚くほど大きく
広がってゆきます。折り紙を思いついた先人は、これをヒントにしたのじゃないかと
いつも感心して見ています。
ミツバツツジの鉢の根本には、シダのまるい芽がぽこり。
展示スペースに運んだ朝には動く気配もなかったのに、1:00のオープンに合わせる
ように、柔らかな葉を広げました。
鳥のさえずりが絶えず、あたたかく、吹く風も気持ち良い。
ありがたいひとときを いただいています。

ありがたいと言えば、このところの私の体調がとても良いことがあります。
重い貧血が要因の不調と 長らく生活を共にして、出勤したはいいけれど そのまま
動けずに1日が終わってしまうこともありました。
加藤さんと小沼さんに、負担をかけ続けながら過ごした日々だったと思います。
ところが 更年期を迎えてみると、ウソのようにぐんぐんと体調も体力も回復して
いったのです。ホットフラッシュというものなのか、全身がぽかぽかと温かく、
この冬はカイロなしで乗り切ってしまいました。
動悸や息切れも軽くなり、体がとても楽なので 気分も軽い。
更年期、私にとってはバンザイ!なのでした。


2025年4月24日 記す  山田 ナオコ   

 


もどる