トチノキ も ひらいた |
アシスタントが綴る 5月
「山野草とミニ盆栽」に不定期連載されている 「挑文師(あやのし)の記 – その感性は どう生まれたか –」が とても面白いので、今回はそのお話を・・・。
表題の通り どのようにして 加藤さん独特の感性が育まれたのかが テーマとされています。
幼少期から始まった物語は、連載8回目の現在 ご自身が生き方の原点となったといわれるヨーロッパ旅行編です。10代後半に 一人でドイツの友人を訪ね、お金のない女の子2人が 車で巡った旅の様子が 生き生きと描かれています。
連載を担当されている編集者のOさんは とても気持ちのある方で、毎回のインタビューでは、遠方から早朝においで下さり、濃密な打ち合わせを終えると 風のように去っていき、まるで当時を 一緒に過ごしていたかのような温度で 紙面を仕上げておられます。
時折 加藤さんは「気恥ずかしくなってしまう」ようではあるのですが・・・
でも 私の知らない 少女の加藤さんが感じていた(であろう)想いが 溢れているようで、胸が熱くなったりするのです。
Oさんの情熱が 所々でヒートアップしてびっくりすることもありますが 、これからの展開がとても楽しみです。
「盆栽する文ちゃん」というイメージで 加藤さんの © 2014 Kikuko Nakao |
2014年4月24日 山田 ナオコ |
中尾紀久子さんのパートナー 淳乙さんも、加藤さんと青春を共に過ごしたミュージシャン。 中尾氏の人生・・ 培われてきた音楽 が ゆるやかにまとめられた作品。 |