光を背にして


 

 

  アシスタントが綴る4月  

 

強い風が ミツマタの香りを運んできました。
沈丁花に似ていますが、淡い香りです。
外ギャラリー裏の 背の高い竹が、カチンカチンと風にあおられぶつかり合う音を
聞きながら、窓掃除をしています。
踏みたくなるような霜柱はもうありませんが、まだ時折ある寒い朝の庭は、
鳥肌が立ったように土が浮き上がります。
今日は 窓拭きが終わったら、敷地の脇のササの整理をする予定。
そして余裕があったら、ホームページの画像を仕上げておきたいと考えています。

窓拭きを進めていると、ムロ出しをしている加藤さんから手伝いの声が
かかります。大きいウメモドキを温室から外へ出すと、地植えのナリヒラヒイラギの
終わった花が 落ちているのを発見。
ドライオブジェになるかも知れないと、きれいなものを集めて干してみました。
外棚に並ぶ植物もふえてきたので、水がめも そろそろ洗っておこうかな。
予定していた仕事から 細々と出てくる作業の他、いろいろ気がついたことを
こなしていると、たちまち過ぎていく時間。
そのほとんどを外で過ごせる春は、やっぱりいいなぁと思います。

小沼さんは 20代の頃、イギリスで暮らしたことがあります。
ある時同じアパートに住んでいたイラン人と、日本映画を見に行くことにしました。
映画館に着くと、受付の人に もう上映が始まっているからと タダで入れてもらった
そうです。
「彼はどうしているだろうか」
かつての友人は 戦禍の中を生きているのかもしれません。
私たちのすぐそばで 戦争がおきています。


2025年3月24日 記す  山田 ナオコ   

 




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